フォト

建築家&4人のオトンの             「つぶやき」

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

2008年5月 3日 (土)

借景(建て主OB宅訪問)

主婦(夫)仲間の皆さん!こんにちわ!

建築家★兼業主夫@筑豊/福岡です!

 

建て主OBのSTさんの「すまい」を訪問しました。

STさんの「すまい」は谷あいの田園地帯の中にあります。

設計時、敷地を訪れたとき、

「田んぼがナカナカきれいヤネ(筑豊弁)」と感じたものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麦秋の頃、ファミリースペースから続くデッキからの眺めも

ナカナカのものでした。

R0011021_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-------STさんの奥様 いわく-------

毎朝、シャッターを開けると

さわやかな風と共に、

鮮やかな緑が目に飛び込んできて

とても気持ちがいいですヨ~happy01

-------ここまで-------

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

設計時に意識した、借景(敷地周辺の風景を、

庭を形成する背景として取り入れたもの)が

功を奏し、建て主御一家と共に思わずhappy01のひと時でした。

2008年2月28日 (木)

ガラス床!危ないんヤないと?(筑豊弁)

主婦(夫)仲間の皆さん!こんにちは!

建築家★兼業主夫@筑豊/福岡です!

 

昨日の記事「こしつ」は「コシツ」で書いたように、

建築家★兼業主夫の設計する「すまい」には、

子供用「スペース」はあっても子供用「個室」はめったに登場しません。

   

しかし、いずれ思春期をむかえる「お子様」や、

自分の「隠れ家」的スペースがホシイ!という御主人方のために、

建築家★兼業主夫は「ロフト」(屋根裏部分を利用したスペース)を

設計に取り入れることが良くあります。

    

今日の話に登場する、STさんの「すまい」では、

ご主人の「自分のスペースがほしい!」という強い御要望を受け、

「ロフト」を設置しました。

      

「ロフト」の床を張り終えたある日の事、

-------奥様 いわく-------

ロフトの床を、くり抜いたら、ロフト下の台所スペースが、

更に明るくなるんじゃ~ないカナ?

-------ここまで-------

Naibu_34 写真:ロフトに設置した天窓

工事中、作業用の照明を消した状態でも、

太陽の光が降り注いでいる

-------建築家★兼業主夫 いわく-------

ロフトにある天窓からの光が、台所スペースにまで降り注ぎますので、

明るくなるとおもいますよ。くり抜いた部分に「グレーチング」か

「強化ガラス」を、はめ込めばいいと思います!

-------ここまで-------

 

-------奥様 いわく-------

台所にホコリが落ちてきたらイヤだから、

「強化ガラス」がいいと思うんですけど、高いんじゃ?

-------ここまで-------

-------建築家★兼業主夫 いわく-------

早速、サッシ屋さんに問い合わせてみます!

-------ここまで-------

STさんの「すまい」は「オープンシステム」で家づくりを行っているので、

サッシ屋さんがそのまま元請業者さんです。

工事途中で材料の追加があっても実費で対応してくださいます。

 

変更の見積もり金額は、60cm四方の「強化ガラス」で

3万円以下(実費なので安い)でしたので、

奥様のご要望がかなえられることになりました。

   

「ガラスの床は危ないんヤないと?」筑豊弁)との疑問にお応えします。

フイルムをはさみ込んだ「合わせ強化ガラス」ですので、

大人がジャンプしても壊れまシェ~ん!(筑豊弁)

   

Kazoku_7

写真:STさんの「すまい」の新築祝に伺ったとき、

ロフトの上で遊ぶ、

STさんちの「Mちゃん」と「剣道少年4号」

2008年2月26日 (火)

結露対策:桐(キリ)でつくった押入(その1)

建築家★兼業主夫が設計のお手伝いをさせていただく「すまい」の

押入・クローゼットの壁や天井には、桐(キリ)板を使用することがあります。

桐は和ダンスの材料として使われていることでも有名です。 

 

新居に引越しされる前、鉄筋コンクリート造や軽量鉄骨造の建物ににお住まいの方の、

共通した悩みのひとつが押入の湿気でした。

冬場には押入の壁に結露することもあるそうです。 

 

Kansei_37 そこで、建築家★兼業主夫から提案させていただいた、

様々な結露対策の中のひとつが、押入・クローゼットに

桐板を張ることです。

この冬も、押入に桐板を使用した「すまい」では、

押入の結露は発生していません。

写真:壁・天井に桐板を張った「すまい」の

ウォークインクローゼット

 

桐の特性としては、吸湿性、殺菌性、保温性、防虫性、軽量等があります。

これから「家づくり」をされる、主婦(夫)仲間の皆さんには、

桐板の使用も選択肢のひとつとして提案いたします。

 

また、押入内の結露で、現在、お悩みの仲間の皆さんには、

①風通しを良くするために、日頃は押入のフスマを少しあけておく 

②押入床にスノコを敷く 

③晴れた日にはフトンを干して、フトンの湿気を飛ばすこと 

等をお勧めします。

 

 

ところが、先日、ある「すまい」で桐板を使用したことで、

思わぬ事態(デメリット)が起こりました。 

 

・・・・・・・続く・・・・・・・

2008年2月25日 (月)

結露対策:桐でつくった押入(その2)

今回は、桐板を使った押入で実際にあった「不具合」の話をします。 

新しい「すまい」での生活が始まり、半年が過ぎ、冬場にさしかかった、

ある日の夜、「建て主」さんからの電話が・・・・・ 

 

 

-------建築家★兼業主夫 いわく-------

ハイ!建築家★兼業主夫です!

-------ここまで-------

 

 

-------建て主さん いわく-------

押入から、「バッキッthunder」っと、ものすごい音がして、

すごいことになっているんですが!?

-------ここまで------- 

 

 

電話での「やりとり」のあと、

現場主義を掲げる建築家★兼業主夫の私は、

翌日、朝一番で現場へ直行run

 

 

 

 

 

 

------- そこで目にしたものは -------

 

 

 

 

 

 

 

R0010568 大きなヒビの入った、

押入壁でした!

これだけの、

亀裂が入ったのだから、

「バッキッthunder」っという音もするはずです。

建て主さん、

申し訳ございませんデシタ m(_)m

 

 

早速、「大工さん」に連絡を取り、

原因の究明と対処方法の「やりとり」をしました。

 

・・・・・・・続く・・・・・・・

結露対策:桐でつくった押入(その3)

 

-------大工さん いわく-------

自然の素材なので、ヒビ割れが入ることも、あると思いますが・・・・・・

-------ここまで-------

 

 

-------建築家★兼業主夫 いわく-------

そのとおりですが、それにしてもヒビの巾が大きいのですが?

-------ここまで-------

 

 

-------大工さん いわく-------

そうですね・・・・・建材屋さんにも、聞いてみては?どうでしょうか?

-------ここまで-------

 

 

 

-------建築家★兼業主夫 いわく-------

そうですね!そうしてみます。

-------ここまで-------

 

 

建材屋さんに問い合わせたところ、以下のようなアドバイスをいただいた。

①冬場に入ると、空気が乾燥し、桐板が縮むことによりヒビが入ることがある。

②一月ぐらい経過を観察して補修方法を考えたほうが良い。

③その上で、製造メーカーにも問い合わせをしてみる。 

上記を「建て主」にも報告させていただき、約一月経過を見ることになりました。

 

・・・・・・・続く・・・・・・・

2008年2月24日 (日)

結露対策:桐でつくった押入(その4)

押入の桐板にヒビが入って、1ヶ月余りの経過観察後、

再び現場を訪れてみると、最初に入った大きなヒビの他にも、

新たに小さなヒビ割れが発生していました。

「経過観察の期間を置いたほうがいいですよ」との

建材屋さんのアドバイスは、正解でした。

 

 

 

早速、建材屋さんと大工さんに電話して「補修方法」と「原因」の協議を行い、

新たな桐板を重ね張りする方法で「建て主」の了解をいただいた。

 

 

 

「ヒビ割れの原因」については、建材屋さんが製造・販売メーカーの担当者に

「展示会」の場で直接お会いする機会を設けてくださった。 

 

 

 

-------建築家★兼業主夫 いわく-------

カクカク・・・・・・・シカジカ・・・・・・・

-------ここまで-------

 

 

 

-------メーカー担当者 いわく-------

桐板は、吸湿性能が良いぶん、やわらかく、

他の材料に比べて「伸び・縮み」が大きいんですよ・・・・・・

 

きちんと工事していても、ヒビが入ることがあるんですよね・・・・・・・

 

押入の壁でしたら、今回使用したサイズ(1820mmx910mm)よりも、

2425mmx455mmの桐板のほうが、巾が狭いぶん、

伸び縮みの影響が少ないので、ヒビが入りにくいと思います。

-------ここまで-------

 

 

 

-------建築家★兼業主夫 いわく-------

な~るほど!

-------ここまで-------

 

 

 

-------メーカー担当者 続けて いわく-------

ところで桐板を張るとき、接着剤を使用しましたか?

-------ここまで-------

 

 

 

早速、大工さんに確認したところ

「下地の木材に、しっかり取り付けようと考え、接着剤を使用した」

との回答が・・・・・ 

 

 

flairコレだflair

 

 

主な原因は、桐板張りに接着剤を使用した事」でした。

 

 

 

下地木材(乾燥胴縁)と桐板は収縮率が違うところに、

接着剤でしっかりと固定したことにより、

桐板が自らの変形に耐えられなくなった・・・・・・・という事でした。

 

 

 

念のため、他現場の大工さんに確認してみると

「シンチュウ釘で留めただけで、接着剤はつかってませんヨ」

との答えが返ってきました。

 

 

 

大工さんが、良かれと思って善意で「ひと手間」かけて下さったことが、

結果として「不具合」につながる事もある、という教訓になりました。

 

 

 

この事例における、建築家★兼業主夫としての反省点は

「各材料の性質を業者さんに伝え、

工事前に適切な施工方法を確実に指示する」

という事です。

 

 

 

くれぐれも「桐板を張るとき」は「接着剤を使用しない」ということを

覚えておいてください。

最近のトラックバック

無料ブログはココログ